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 クーはトイレに足を踏み入れた。

汚水の腐臭を汚物の臭いが押し返す。


川;゚ -゚)(悪臭のオンパレードだな)


 天井の灯りを頼りに個室を見て回ると、銃が見つかった。

蓋をした便器の上に一丁、黒いオートマチックの拳銃が置いてある。

銃口には発射される弾丸の速度を落とすことで銃声を抑えるパーツ、

サイレンサーが取り付けられていた。


川 ゚ -゚)(これか)


銃の下にメモが置いてあった。説明書のようだ。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――


弾丸は三発(装填済み)

図の場所にある安全装置を解除して使う

今後弾丸の補給は一切無し


―――――――――――――――――――――――――――――――――――


 メモの裏側には地図らしきものが書かれている。

二つの場所に赤丸が打たれ、「鍵」と書かれていた。

「鍵が二つ揃わねばゴールには到達できない」とも。


川 ゚ -゚)(扉か何かがあるのか)


それからクーは銃を調べてみた。


川 ゚ -゚)(たった三発だけか。心許ないな……)


 色々いじくりまわしているうちにイジェクトボタンを見つけ、弾層を滑り落とす。

詰め込まれている弾丸は映画で見たのと違っていた。


川 ゚ -゚)(ん? 注射器みたいになってるぞ)


相手の体内に薬物を注入する仕掛けらしい。

モンスターを殺す毒と言うわけだ。

 銃をまっすぐに構えて撃つ練習をしていると、肩にポトリと水滴が落ちてきた。


川 ゚ -゚)「?」


いや、このドス黒さは水滴ではない。

クーが上を見上げると同時に、エアダクトの入り口から重たいものが落ちてきた。


(゚q 。 )「あー」

川;゚ o゚)「わあっ」


予想外の奇襲にどうすることもできず、もつれ合って床に転がる。

クーは何とか引き剥がそうと銃底で相手の顔面を殴り付けた。

しかし顔面の骨が陥没するほど殴っても、相手は意に介する様子がない。


(゚q 。 )「あばっ あぶぼっ」

川;゚ -゚)(ダメだ、効いてない!)


モンスターの手が喉元に伸びてくる。

絞め殺す気だ。


川 ゚ -゚)「ぐっ……!!」






*銃と弾丸を三発入手 
(弾丸の残りは必ずメモすること)


銃を使う→8へ

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