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(゚q 。 )「あ゛ああ゛」
クーの上に圧し掛かる形になったモンスターの片手が、自分の喉に
押し当てられた。
骨ばった五指が気道を掴み、肺へ運ぶ空気を遮断する。
川;゚ -゚)「ぐ、ぐぞ……」
何とか両手で相手と自分の体の間に隙間を作り、銃を割り込ませる。
銃口を相手の胸に押し付け、クーは迷わず引き金を引いた。
「プシッ」という銃声。
コーラの栓を抜いた時に漏れる炭酸ガスの音に似ていた。
(゚q 。 )「あ゛……」
川;゚ -゚)「?」
(゚o 。 )「ゴボッ、ゴボボボッ!!」
たちまち目鼻口から血の泡を噴き出し、モンスターは彼女の上で大きく
仰け反った。
感電しているかのように体を痙攣させてのた打ち回る。
クーは相手を突き飛ばしてようやくその拘束から逃れた。
(゚q 。 )「……」
川 ゚ -゚)(毒か……?)
モンスターは床に放り出されてからも尚も激しく体を震わせていたが、ある時
突然ブツリと糸が切れるように動きを止めた。
クーは改めて銃を眺めた。
なるほど、悪魔を殺す銀の銃弾というわけだ。
川 ゚ -゚)(あと二発。補給はなしってことだから、下手には使えないな)
*銃弾を一発失った
トイレの外へ→11
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