ゲームブック公開中!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「関係者以外立入禁止」のプレートが下がったドアをくぐり、従業員用の
通路をたどってロッカールームを目指す。
地図によればこのすぐ先だ。
川 ゚ -゚)(男子用。こっちだな)
プレートの降りたスチールのドアを開けようとノブを握った時、奥で激しく何かを
叩く音がした。
心臓の鼓動が跳ね上がる。
川;゚ -゚)「!!」
銃を構えて奥へ向かう。
廊下は角を曲がったところで行き止まりになっており、突き当たりにドアが
あるだけだった。
プレートには事務室と書かれている。
人影はなく、クーは首を傾げた。
ドアに近づいて耳を澄ませる。
川 ゚ -゚)「?」
「あああああー!!」
川;゚ -゚)「!?」
どん、とドアに体当たりする重たい衝撃音。
クーはその場から飛び退いた。
川;゚ -゚)(この向こう側にいるのか)
向こうでもこちらの気配に感づいたのか、威嚇のようなうめき声とドアを叩く音が
頻繁になった。
だが開けることはできないようだ。
無理に相手をすることもない。
川 ゚ -゚)(ほっとこう)
後ずさりして角の向こうへ戻る。
改めてロッカールームのドアを開けると、ほこりっぽい臭いした。
久々に感じる乾いた空気だ。
整列している縦長の鉄の箱を一通り見回すと、一つだけ他と違うものが
見つかった。
南京錠で封鎖してある。
川 ゚ -゚)(この中に鍵が?)
恐る恐る取っ手を掴む。
開けるしかない→20へ
PR