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目指すは“火気厳禁”と書かれたポリタンクだ。
ネジ蓋を外し、相手に投げつける。
川 ゚ -゚)「ええいっ」
(<●>q 。)「ああ」
苦痛から脱しこちらを向いた怪物に液体燃料がかかる。
奴が再びこちらに飛びかかる素振りを見せた時、クーはライターを取り出した。
ホイールを親指で弾いて火を灯す。
川 ゚ -゚)「死ね!!」
怪物にライターを投げつけると、小さな爆発のように業火が咲いた。
(<●>q 。)「あああああああああ!!」
火ダルマになった怪物は体中を覆う炎を引き剥がそうとするかのように悶えた。
断末魔のダンスだ。
肉の焦げる不快な臭いがボイラー室に満ちる。
怪物はひとしきりのた打ち回り、やがて崩れ落ちて動きを止めた。
川;゚ -゚)「……」
腰を抜かしたまま、しばらくその場から動けない。
どのくらい経った頃か、怪物の焼け落ちた肉から何か硬いものが落ちる音がした。
ちゃりん。
川 ゚ -゚)「ん?」
怪物の体に付着していた鍵が糸を引きながら床に落ちていた。
黒コゲになっているが変形はしておらず、まだ十分使えそうだ。
川 ゚ -゚)(これか……)
拾い上げてポケットに入れる。
忘れずに武器を死体から引っこ抜いて回収し、クーは用済みの部屋を後にした。
*鍵Aを手に入れた
*ライターを失った
*“実験体No.0016”と遭遇した
鍵がAB二つとも揃ったのなら→27へ
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