忍者ブログ
ゲームブック公開中!
[48]  [47]  [46]  [45]  [44]  [43]  [42]  [41]  [40]  [39]  [38
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

川 ゚ -゚)「わかった。先に行くけど、後から必ず来てよ」

('A`)「俺を信じろって。それからな、コラプサーは生身の人間にとっても

    猛毒だからな。覚えとけ」
     コ ラ プ サー
川 ゚ -゚)「破壊因子?」

('A`)「お前の持ってる銃のタマだよ。早く行けって!」


 せっつかれてクーはその場を後にした。

頭上で飛び交う銃弾に神経をすり減らしながら、半ば這うようにして

事務所に入る。

ドアを開けようとした時、ロビーとを仕切る窓ガラスが砕けた。


川;゚ -゚)「うわっ!」

('A`#)「オラオラどこ狙ってんだノーコンども!」


ホームレスが怒号を上げて銃弾をばらまき、周囲の注意を引き付ける。

その隙にクーはドアに飛び付いた。

鍵を開けて外へ転げ出る。

目の前には従業員用の駐車場があるが、こんな広くて何もない場所を

走ったら確実に的になるだろう。


川 ゚ -゚)(わたしたちを襲った連中はこのゲームの主催者に決まってる。

     ゲームは一応クリアしたわけだけど、わたしを逃がしてくれるかな?)


だが最初に撃ってきた銃弾は間違いなくクーを狙っていた。

ホームレスと接触したことはルール違反なのだろうか?

 後ろを振り返ると低い柵があり、その向こうには暗い森が広がっていた。


川;゚ -゚)(いや、殺されるに決まってる。森に入るしかない!)


柵を飛び越え、傾斜を滑り降りて、クーは森に入った。

鼻をつままれてもわからないほどの暗闇の中をがむしゃらに走る。

自分の足がどこへ向かっているのかまるで見当がつかない。


川 ゚ -゚)(まずいな、これじゃ逃げ切っても元の場所に戻れないぞ)


そんな不安を抱き始めた時、カカカカッと連続的に近くの木の幹が弾けた。

樹木の外皮の破片が飛び散ってクーに降り注ぐ。


川 ゚ -゚)「うわっ!?」


サイレンサーを通したマシンガンの弾丸だ。

緩めかけた速度を再び上げ、走り出す。


川;゚ -゚)(尾けられてる?! こんな暗闇の中を?)


振り返っても何も見えない。

しかしうなじの毛が逆立つような、ぞわぞわする視線を感じる。


川;゚ -゚)(ど……どうする!? 

     ここに留まってあのおっさんを待った方が良くないか?!)


銃弾に残りがあるならやり合うことも出来そうだが……

 

 


留まり抗戦するなら(*弾丸が必要)→42へ

逃げ続けるなら→44へ



 

PR
ブログ内検索
プロフィール
HN:
完全犯罪
性別:
非公開
自己紹介:
ゲームブック公開中!
リンクフリーです
忍者ブログ [PR]